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PMS(月経前症候群)とは?生理前の不調とその原因【医師監修】
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月経(生理)が来る少し前になると、体がだるい、めまいがする、イライラしたり気分が落ち込む——そんな症状に悩んでいませんか?こうした月経前の心と体の不調には「PMS(月経前症候群)」という名前がついています。
多くの女性が「生理前だから仕方ない」と見過ごしがちなPMSがどのようなものなのか、主な症状やその原因、治療や緩和・コントロールの方法などを詳しく解説していきます。
【目次】
▷ 生理前の不調「PMS(月経前症候群)」とは?
▷ PMSの様々な症状
▷ PMSの原因
▷ 年代によるPMSの違い
▷ PMSの治療法・コントロール方法
▷ まずは検査で自分の体をチェック

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生理前の不調「PMS(月経前症候群)」とは?
PMSとは、「Premenstrual Syndrome」の略で「月経前症候群」と呼ばれています。
月経開始前の3~10日の間に続く、精神的・身体的な症状で、月経が始まるとともに症状が改善したり、軽くなったり、消失するという周期的な特徴がある体の状態です。
PMS症状の重さや種類は人によって大きく異なり、ほとんど気にならない人もいれば、日常生活や仕事に支障が出るほどつらい症状に悩まされる人もいます。PMSは決して珍しいものではなく、月経のある多くの女性が、健康状態に関わらず生理前に何らかの不調を経験しているといわれています。
PMSの様々な症状
PMSの特徴は、心と体の両方に非常に多くの種類の症状が現れることです。人によって出やすい症状は異なり、月によっても変化することがあります。代表的な症状がこちらです。
- 自律神経症状
・のぼせ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感 - 身体的症状
・腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、体重増加、お腹の張り、乳房の張り、肌荒れやニキビ - 精神神経症状
・情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害や不眠
とくに精神神経症状が重く、周囲との関係や社会生活に大きな影響が出る場合には、月経前不快気分障害(PMDD:Premenstrual Dysphoric Disorder)やうつ病など、より重い状態として診断されることもあります。
PMSの原因
PMSの原因のすべては、まだ完全には解明されていません。しかし、排卵後に起こる女性ホルモンの変動により、脳内ホルモンや神経伝達物質が変化することが主な原因と考えられています。
月経周期のホルモン変動と体の反応
月経周期は、主に「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの女性ホルモンによってコントロールされています。排卵が起こると、プロゲステロンの分泌量が急激に増え、月経が始まる直前にかけて、この2つのホルモンの分泌量は大きく変動しながら減少していきます。
その周期に応じて体に様々な反応が現れます。

PMSの原因はホルモン変動だけではない!
ただ、このホルモンの変動そのものがPMSの直接の原因というよりも、ホルモンの変動に対する感受性には個人差があり、ストレスや生活習慣の乱れ、睡眠不足、疲労などで自律神経が乱れることで、症状の現れ方や重さに影響を与えるとも考えられています。
また、脳内で分泌される気分の安定に関わる神経伝達物質「セロトニン」の働きが、ホルモンの変化によって影響を受けやすいことも指摘されています。セロトニンの働きが乱れることで、イライラや気分の落ち込みといった心の症状が出やすくなるとも考えられているのです。
「自分の性格が悪いのかも」「気の持ちようだ」と一人で抱え込んでしまう方も少なくありませんが、PMSはホルモンの変化によって起こる、体の仕組みに基づいた症状なのです。
年代によるPMSの違い
PMSは年代によって症状の出方が変わることも知られています。
20代・30代の頃はそれほど気にならなかった生理前の不調が、30代後半から40代にかけて強くなったと感じる方は少なくありません。これは、年齢とともにホルモンバランスがゆらぎやすくなることが関係していると考えられており、40代・50代の更年期に向けた体の変化のひとつとしてとらえられることもあります。
「以前より生理前がつらくなった」と感じる場合は、加齢に伴うホルモンの変化も視野に入れて、自分の体の状態を確認してみるとよいでしょう。
PMSの治療法・コントロール方法
PMSは、正しい知識を持って対処することで、治療したりコントロールしていくことができます。
生理・PMSの症状を記録する
生理周期や現れる症状について、まずは自分自身で認識することが大切です。そのためには、月経周期を記録するところから。そして、どのタイミングでどんな症状が出たかも記録することで、傾向がわかるようになります。
規則正しい生活(睡眠・食事・運動)
症状を抑えるには、規則正しい生活が重要です。
生理前は予定を詰め込まない・質のいい睡眠をとる・バランスのいい食事を摂取する・カフェインや塩分、糖分の摂りすぎを控える・アルコールやたばこも控えましょう。また、生理前は女性ホルモンの影響でむくみやすくなります。その対処として、適度な運動がおすすめです。筋肉を動かすことで全身の巡りがよくなり、むくみの軽減につながります。
症状がひどい時は専門機関を受診する
PMSの症状に悩んでいるという人の中には、うつなどの精神疾患の可能性もあります。
気になる症状がある、日常生活が困難なほど症状が重いと感じる場合はそのままにはせず、婦人科などの専門機関を受診しましょう。低用量ピル・漢方・各症状に対する薬の処方など、医師と相談することができます。
※ 当院は婦人科外来も併設しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
監修:婦人科医師 大島乃里子 先生
まずは検査で自分の体をチェックしてみませんか?
PMSは「体質」や「気の持ちよう」ではなく、ホルモンの変化によって起こる、多くの女性が経験する自然な体の反応です。つらい症状を一人で我慢する必要はありません。
まずは自分自身の体をチェックしてみることから始めてみませんか?
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すべてのプランで経腟超音波検査を実施し、子宮頸がんだけではなく、子宮内膜症や子宮筋腫など、女性特有の疾患の早期発見を目指します。
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当院では、医師・スタッフすべて女性による検査を行っております。
初めての人間ドック・婦人科検診で不安のあるかたも、お気軽にご相談・お問合せください。

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