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腹部超音波検査(腹部エコー)とは?わかる病気・検査の必要性・注意点や結果について【医師監修】

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腹部超音波検査(腹部エコー)とは?わかる病気・検査の必要性・注意点や結果について【医師監修】

「腹部超音波検査って何を調べるの?」「なぜ検査が必要なの?」「痛みはある?」など、受診前に気になる疑問は多いものです。この記事では、腹部超音波検査(腹部エコー)がどんな検査なのか、検査の必要性、わかる病気、受診時の注意点や検査結果の見方まで、初めて受ける方にもわかりやすく解説します。また、女性が知りたい検査のポイントも合わせて解説します。

【目次】
腹部超音波検査(腹部エコー)とは?
腹部超音波検査を受ける必要性とは?
検査でみる臓器とわかる病気
女性特有の病気はわかるの?
検査受診の注意点・月経中や妊娠中も受けられる?
検査結果の見方・異常がみつかったら
クレアージュ東京で腹部超音波検査を受けてみませんか?

監修 内科顧問医師 大西 由希子 先生

腹部超音波検査(腹部エコー)とは?

腹部超音波検査(腹部エコー)とは、超音波(人の耳には聞こえない高周波の音波)を体の外から当て、臓器からの反射を画像化して内臓に異常がないかを観察する検査です。
仰向けで横になった状態でお腹にゼリーを塗り、専用のプローブという機械を当てながらゆっくりと動かし、腹部の状態をリアルタイムで確認します。検査時間は通常15分程度です。

腹部超音波検査は痛みや圧迫感はある?

腹部超音波検査は、基本的に痛みや圧迫感はほとんど感じません。
プローブをお腹に軽く当てるだけなので、体への負担が少ない検査です。検査時には滑りを良くするゼリーをお腹に塗りますが、検査施設によっては温かいゼリーを使用しているため、不快感があるという声はほとんどありません。深呼吸や息止めを指示される場面がありますが、これは臓器をより見やすくするためですので、検査スタッフの指示に従いましょう。

※ クレアージュ東京ではすべての超音波検査で温かいゼリーを使用していますので、急な冷たさで驚くことがなく安心してご受診いただけます。

腹部CT検査や内視鏡検査との違い

同じ腹部の検査でも、腹部超音波検査は腹部CTや内視鏡とは目的や特性が異なります。

腹部CT検査はX線を使って体の断面を撮影する検査で、広範囲かつ詳細な画像が得られます。また、内視鏡はカメラを直接消化管の中に挿入して粘膜を観察する検査で、胃や大腸の内側を詳細に確認できます。
腹部超音波検査は、X線を使用せず・痛みや苦しさもなく・短時間で受けられるという手軽さが大きなメリットで、初期のスクリーニング検査として有用です。
腹部超音波の検査で異常が見つかった場合には、腹部CTや内視鏡でさらに精密に調べるという流れになることが多いです。

腹部超音波検査(腹部エコー)を受ける必要性とは?

腹部の臓器(肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓など)は「沈黙の臓器」と呼ばれることがあり、病気が進行するまで自覚症状が出にくいという特徴があります。そのため、痛みや不調を感じていない段階でも超音波検査で異常が見つかるケースが少なくありません。
なので、定期的な腹部超音波検査は病気の早期発見に非常に有用な検査と言えます。

【こんな方には特におすすめ】

  • 健康診断で肝機能・胆道系の数値異常を指摘された
  • 飲酒習慣がある
  • 肥満気味の方
  • 右わき腹や背中の痛みが気になる
  • 食後に右上腹部が痛むことがある
  • 家族に肝臓・膵臓の病気がある など

腹部超音波検査(腹部エコー)でみる臓器・わかる病気

腹部超音波検査では、お腹の中にある主要な臓器を一度に観察できます。それぞれの臓器で見つかりやすい疾患をご紹介します。

肝臓(脂肪肝・肝腫瘍・肝硬変など)

  • 脂肪肝:肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積した状態。自覚症状がなくても超音波で発見できます。放置すると肝炎・肝硬変へと進行するリスクがあるため、早期の生活習慣改善が大切です。
  • 肝嚢胞:肝臓内に液体の詰まった袋状の構造物。良性であることがほとんどですが、大きさや形状の変化を経過観察することが重要です。
  • 肝腫瘍(肝細胞がんなど):肝臓内の腫瘤を検出できます。悪性・良性の鑑別には精密検査が必要です。
  • 肝硬変:慢性的な肝炎などにより肝臓が線維化した状態。表面の凹凸や肝臓の萎縮として確認できます。

胆嚢・胆管(胆石・ポリープ)

  • 胆石症:胆嚢や胆管内に石(結石)ができた状態。超音波検査は胆石の発見に非常に有効で、無症状のうちに発見できることも多いです。
  • 胆嚢ポリープ:胆嚢の内壁にできる突起物。多くは良性ですが、大きさが10mm以上になると悪性化リスクが高まるため注意が必要です。
  • 胆嚢炎・胆嚢腫瘍:胆嚢の壁の肥厚や変形として検出できます。

膵臓(膵炎・膵嚢胞・腫瘤)

膵臓は症状が出にくいため、定期的な腹部超音波検査による早期発見が非常に大切です。

  • 膵炎:膵臓が炎症を起こした状態。急性・慢性どちらも超音波で変化を観察できます。
  • 膵嚢胞:膵臓内にできた袋状の構造物。種類によっては悪性化リスクがあるため、経過観察や精密検査が重要です。
  • 膵腫瘤(膵がんなど):膵がんは早期発見が難しいがんの代表格ですが、超音波で膵管の拡張や腫瘤が確認された場合は精密検査へつなげます。

腎臓(腎臓結石・嚢胞・腫瘤)

  • 腎臓結石(腎結石):腎臓内に石が形成された状態。血尿や尿路結石の原因にもなります。
  • 腎嚢胞:腎臓内に液体が溜まった袋状の構造物。単純性腎嚢胞は良性がほとんどですが、複雑性嚢胞は精密検査が必要です。
  • 腎腫瘤(腎細胞がんなど):腎臓内のしこりを確認できます。早期であれば治療成績も良好なため、早期発見が重要です。
  • 水腎症:尿の流れが滞ることで腎盂が拡張した状態。結石や腫瘍などが原因であることがあります。

脾臓の肥大・腹部大動脈瘤

  • 脾臓の肥大:免疫機能や血液のろ過に関わる臓器です。脾臓の腫大(脾腫)は、肝硬変・血液疾患・感染症などのサインであることがあるため、大きさや形状の確認が重要です。
  • 腹部大動脈瘤:腹部を通る太い血管で、腹部超音波では腹部大動脈瘤(血管の壁がふくらんでこぶ状になった状態)の有無を確認できます。腹部大動脈瘤は破裂すると非常に危険ですが、自覚症状がほとんどないため、超音波検査による定期チェックが命を守ることにつながります。

腹部超音波検査(腹部エコー)で女性特有の病気はわかるの?

腹部超音波検査では、主に肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓など消化器系や泌尿器系の臓器を観察します。そのため、子宮や卵巣などの女性特有の疾患は、腹部超音波検査では十分に確認することができません。

子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫などの女性特有の病気を調べるには、経腟超音波検査が適しています。また、子宮頸部のがんを見つけるには、子宮頸がん検査として子宮頸部細胞診という検査が必要です。
また、甲状腺の病気(橋本病・バセドウ病・甲状腺がんなど)は、女性に多い疾患として知られています。甲状腺は首の前部に位置するため、腹部超音波の検査範囲には含まれません。
甲状腺の異常を発見するには、甲状腺超音波検査が有用です。

※ クレアージュ東京では女性に必要な検査を充実させています。女性の健康管理として、腹部超音波・経腟超音波・甲状腺超音波をバランスよく組み合わせた検査のご受診をおすすめしております。

腹部超音波検査(腹部エコー)受診の注意点・生理中や妊娠中も受けられる?

腹部超音波検査を受診する時は、下記のことに注意しましょう。

検査時は絶食が必要

腹部超音波は検査前の絶食が必要です。食事をとると消化管にガスが発生し、臓器が見えにくくなるほか、胆嚢が収縮してしまうため正確な観察ができなくなります。
一般的に、検査の6時間前から食事を控えることが必要です。水や薄いお茶などの水分は少量であれば問題ない場合がほとんどですが、検査施設の指示に従ってください。

腸管ガスが多いと病変が見えにくい

腹部超音波検査は、腸管(消化管)内のガスに弱いという特性があります。ガスが多いと超音波が散乱してしまい、膵臓や一部の血管など奥の臓器が見えにくくなることがあります。
特に膵臓は腸管の裏側に位置しているため、ガスの影響を受けやすい臓器のひとつです。前日の夕食を消化の良い食事にしたりすることでお腹の張りが軽減されます。
万が一ガスの影響で観察が不十分な場合は、体位を変えたり別の角度から観察したりと、検査スタッフが工夫して対応します。

女性は月経・妊娠中でも受けられる?

腹部超音波検査は、月経(生理)中でも受けることができます。腹部に超音波を当てるだけの検査のため、月経の状態は検査結果に影響しません。体調に問題がなければ、生理中でも通常通り受診していただけます。

妊娠中の方については、X線を使用しないため検査自体は安全ですが、体勢の問題もあるため事前に検査施設へご相談ください。また、妊娠中は子宮や胎児によって他の臓器が押し上げられるため、観察できる範囲が制限される場合があります。

※ 生理周期や妊娠の状況にかかわらず、ご受診時の気になることがあれば遠慮なくご受診前にお問い合わせください。

腹部超音波検査(腹部エコー)結果の見方・異常がみつかったらどうする?

腹部超音波検査の結果には、さまざまな所見が記載されることがあります。代表的な所見を知っておきましょう。

腹部超音波検査のよくある所見

所見の内容と程度によって「異常なし」「経過観察」「要精密検査」などに分類されます。結果票の記載内容が気になる場合は、医師への相談を遠慮なく行いましょう。

  • 脂肪肝:肝臓への脂肪蓄積。生活習慣の改善で軽快することも多い。
  • 肝嚢胞・腎嚢胞:液体の入った袋状の構造物。多くは良性で経過観察が基本。
  • 胆嚢ポリープ:胆嚢内壁の突起。大きさや数によって経過観察または精密検査へ。
  • 胆石:胆嚢・胆管内の結石。無症状のことも多いが、痛みが出る場合は治療が必要。
  • 腎結石:腎臓内の結石。大きさや位置によって治療方針が変わる。
  • 脾腫:脾臓の腫大。原因を調べるための精密検査が必要な場合がある。

腹部超音波検査で「要精密検査」と言われたときの対処法

検査結果で「要精密検査」と判定された場合、不安を感じる方も多いと思います。しかし、要精密検査はあくまでも「さらに詳しく調べる必要がある」というサインであり、精密検査で「異常なし」や「良性病変」と確認されるケースも多くあります。
要精密検査と言われた場合は、できるだけ早く(目安として1〜2か月以内に)、専門の医療機関や紹介先の病院を受診するようにしましょう。

※ クレアージュ東京では、精密検査が必要な場合に、連携医療機関への紹介状発行も行っていますのでご安心ください。

クレアージュ東京で腹部超音波検査(腹部エコー)を受けてみませんか?

腹部超音波検査は、体の負担がなく、自覚症状がないうちから肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓などの異常を発見できるため、病気の早期発見・早期治療につながります。
クレアージュ東京では、腹部超音波を含む人間ドックのプランを多数ご用意しています。また、定期的な健康診断にオプションとして追加することもできます。

腹部超音波検査(腹部エコー) が含まれる「レディースドック」

レディースドック ベーシック

婦人科や乳がん検診など女性に必要な検査を受けたい方向けの人間ドックプラン
対象年代:30代以上

レディースドック プレミアム

基本的な人間ドックプランに加え、年齢変化も気になる方向けの人間ドックプラン
対象年代:30代以上

トータルチェックドック

現在のお身体の状態や、女性の不調の原因となりうる症状なども気になる方向けの人間ドックプラン
対象年代:40代以上

腹部超音波検査(腹部エコー) のオプション追加について

各種検査プランに、 腹部超音波検査(腹部エコー) をオプションとして追加することも可能です。

【オプション追加料金】
■ 腹部超音波検査(腹部エコー) :6,600円 (税込)

【オプションご予約方法】
オプション検査をご希望の方は、検査・健診ご受診の前日までにお電話にてお申し込みください。※ご加入の健康保険組合によっては金額が異なる場合がございます。

TEL:0120-815-835
 (火~土、8:30~16:00)

人間ドック「プランチェック」

「自分に合った検査を知りたい」というお問合せやご要望を最も多くいただいており、「人間ドックプランチェック」をご用意いたしました。

7つの設問に答えるだけで、ご自身に必要なおすすめの検査とオプション情報を把握することができます。

当院では、医師・スタッフすべて女性による検査を行っております。
初めての人間ドック・婦人科検診で不安のあるかたも、お気軽にご相談・お問合せください。

クレアージュ東京レディースドッククリニック

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