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子宮筋腫とは?|症状・原因・見つける検査・治療法【婦人科医師監修】
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子宮筋腫は多くの女性にみられる子宮の疾患です。筋腫ができる場所や大きさによっては日常生活や将来の妊娠に影響することもあり、注意が必要な疾患です。
この記事では、子宮筋腫の症状や種類による違い、子宮筋腫を見つける検査や治療の選択肢まで、専門の婦人科医師が解説していきます。
【目次】
▷ 子宮筋腫とは?「良性の腫瘍」
▷ 子宮筋腫の種類
▷ 子宮筋腫が引き起こす様々な症状
▷ 子宮筋腫ができる原因
▷ 注意したいケース「子宮肉腫」
▷ 子宮筋腫が妊娠/出産へ与える影響
▷ 子宮筋腫の治療方法
▷ 子宮筋腫を見つける検査
▷ クレアージュ東京の婦人科検査について

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子宮筋腫とは?「良性の腫瘍」
子宮筋腫とは、子宮の筋肉にできる「良性の腫瘍」です。
がん化することはなく、エストロゲンという女性ホルモンの影響で大きくなり、閉経すれば小さくなります。
35歳以上の女性の3分の1に子宮筋腫があると言われている、ありふれた子宮の疾患です。しかし、様々な不調の原因にもなるため、きちんと調べておきたい女性特有の疾患の一つです。
子宮筋腫の種類
子宮筋腫は、できる場所によって以下のように3つに分類され、それぞれ出やすい症状が異なります。気になる症状は診断の手がかりになります。
- 子宮の内側にできるもの : 粘膜下筋腫
子宮の内側にできる粘膜下筋腫は、小さくても月経量が増える過多月経や不正出血を起こしやすく、貧血や不妊の原因になることがあります。 - 子宮の筋肉の中にできるもの : 筋層内筋腫
子宮の筋肉の中にできる筋層内筋腫は最も多いタイプです。大きくなるにつれて月経痛や月経量の増加が目立つ傾向があり、流産や早産の原因にもなります。 - 子宮の外側にできるもの : 漿膜下筋腫
子宮の外側へ育つ漿膜下筋腫は月経に関わる症状は出にくい一方、膀胱や腸を圧迫して頻尿・便秘・下腹部の張りとして自覚されることがあります。

子宮筋腫が引き起こす様々な症状
子宮筋腫は、できる場所や大きさや数によって、症状が異なります。
以下のような症状が良く見られますが、無症状の方も少なくありません。
| 【子宮筋腫のよくある症状】 |
|---|
| ・月経の出血量が多い(過多月経) ・過多月経による貧血 ・不正出血 ・月経痛 ・月経以外の腹痛や腰痛(慢性骨盤痛) ・不妊や流産/早産 ・腹部が張る ・腹部の硬いしこり |
良性の腫瘍のため、症状がない場合は経過観察となることがありますが、付随する症状が辛く、そのせいで日常生活に支障をきたす場合は、婦人科の医師に相談しましょう。
子宮筋腫ができる原因
子宮筋腫は、子宮の筋肉の一部の細胞に生じた遺伝子の変化をきっかけに発生すると考えられていますが、その変化がなぜ起こるかは十分には分かっていません。
また、特定の食べ物や性行為が、子宮筋腫の直接の原因になるという科学的根拠はありません。原因として女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの変動が関係していると言われることがありますが、主として筋腫の増殖や増大に関与します。
注意したいケース「子宮肉腫」
子宮筋腫は良性の腫瘍で、それ自体がそのまま子宮がんに変わることはありません。
ただし、ごく稀に子宮筋腫とよく似た見え方をする「子宮肉腫」という悪性の腫瘍があり、区別が難しい場合があります。とくに閉経後にも関わらず増大する・短い期間で急速に増大する場合は、MRIや血液検査を追加して慎重に確認する必要があります。
こうしたケースを早く見つけるためにも、症状が軽くても自己判断で放置せず、定期的に経過を確認しておくことが大切です。
子宮筋腫が妊娠/出産へ与える影響
妊娠を希望する場合、子宮筋腫の影響は大きさよりも「どこにあるか」が重要になります。
子宮の内側に張り出す粘膜下筋腫や、内側に近い筋層内筋腫は、受精卵が着床する環境を妨げ、不妊や流産のリスクに関わることがあります。位置によっては早産や分娩時の妨げになることもあります。
妊娠を希望する方は、とくに日ごろからの検査で筋腫の有無を把握しておく必要があります。
子宮筋腫の治療方法
子宮筋腫は、見つかったら必ず手術というわけではありません。
治療方針は、症状の強さ、筋腫の大きさや場所、年齢、妊娠の希望などを踏まえて選びます。
症状がほとんどなければ、定期的な超音波検査で大きさの変化を確認する経過観察が基本です。過多月経や月経痛、貧血がある場合は、ホルモン剤や鎮痛剤、貧血の治療などの薬物療法で症状をやわらげます。症状が強い場合や薬で改善しない場合は手術療法を検討し、今後、妊娠を希望する場合には筋腫のみを核出する手術(腹腔鏡下手術・子宮鏡下手術)、妊娠を希望されない場合には子宮全摘術などが選択されます。
子宮筋腫を見つけるために必要な検査「経腟超音波(エコー)検査」
経腟超音波(エコー)検査とは、婦人科で行う超音波検査の一つで、子宮や卵巣などを観察するための検査です。小さな異常も確認することができるため、婦人科では、内診と合わせて行う基本的な検査の一つです。
経腟エコー検査では、子宮や卵巣の中の状態まで画像で詳しく観察することができるため、子宮筋腫がどこにあるのか、いくつあるのか、どのくらいの大きさなのかを調べることができます。
子宮がん検診で受ける「子宮頸部細胞診」では、子宮頸がんについては調べることができますが、子宮筋腫を調べる検査ではありません。内診の際に、大きな腫瘍の場合は見つかることもありますが、小さな腫瘍や数、大きさなどを調べるには限界があります。
▷ 経腟超音波(エコー)検査を詳しく解説
▷ 婦人科の検査(内診・子宮頸部細胞診・経腟超音波)の違いについて
婦人科では基本的な検査ですが、認知度が低く、子宮がん検診で導入していない自治体や、補助の対象でない企業も多くあります。そのため、女性自身が自発的に婦人科を受診したり、人間ドックや婦人科検診で選び、受診する必要があります。
クレアージュ東京の婦人科検査について
子宮の疾患をみつけることのできる経腟超音波(経膣エコー)検査は、痛みもほとんどなく数分で終わる、とても簡単な検査です。子宮筋腫だけでなく、子宮・卵巣のさまざまな疾患を調べることのでき、小さな異常も見つけることができます。疾患の早期発見のためにも、自覚症状の有無にかかわらず、全ての年代の女性が受診することをお勧めいたします。
当クリニックでは、子宮・卵巣の検査として、各種のレディースドックやYOU健診(子宮・卵巣、大腸、乳房の検査)で、経腟超音波(経腟エコー)検査を受診いただけます。
YOU健診 | 子宮・卵巣、大腸、乳房に特化した検査
20代から始める 女性特有の疾患や症状を調べるYOU健診(子宮・卵巣、大腸、乳房)プラン

「YOU健診」とは、子宮(Y)、大腸(O)、乳房(U)を対象とした検査の総称です。

女性の罹患率・死亡率が高い3つのがん(乳がん、子宮がん、大腸がん)に加え子宮内膜症や子宮筋腫など、女性特有の疾患を総合的にチェックすることができる、女性の皆様に1年に1度は受けていただきたい健診です。
YOU健診|単品プラン「婦人科検診」
YOU健診単品プランとして、3種類の婦人科検診もご用意しております。
・婦人科検診A(経腟超音波)
・婦人科検診B(子宮頸部細胞診+経腟超音波)
・婦人科検診C(子宮頸部細胞診+経腟超音波+HPV検査)
人間ドック プランチェック
7つの設問に答えるだけで、ご自身に必要なおすすめの検査とオプション情報を把握することができます。

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