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子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)について解説。月経痛や不妊の原因になる?

  • 女性特有の病気、症状
  • 子宮・卵巣
  • 疾患や検査について

子宮内膜症は、月経痛に潜む疾患の一つで、発生する部位によっては悪性化(がんに進行)することもあります。不妊にも関係があるため、注意すべき子宮の疾患の代表です。

子宮内膜症とは?

子宮内膜またはそれに似た組織が子宮内膜以外の場所(卵巣、子宮周囲の腹膜など)で発生し増殖する病気で、10%~20%の女性に見られます。

病巣にできた組織は月経周期に合わせて、増殖とはがれ落ちて出血することを繰り返し、周囲の組織との間に癒着を引きおこすことで、さまざまな症状、特に「痛み」をもたらします。

また、卵巣に発生する子宮内膜症は「卵巣チョコレート嚢胞」と呼ばれ、がんに発展する可能性があるため、注意が必要です。

気になる症状は「痛み」と「不妊」

子宮内膜症の代表的な症状は痛みと不妊で、内膜症患者の30%~50%が不妊だという報告もあります。

よくみられる症状をチェックしてみましょう。

  • 少しずつ悪化する月経痛
  • 月経以外の腹痛や腰痛(慢性骨盤痛)
  • 性交時の痛み
  • 排便時の痛み
  • 不妊

「経腟超音波(エコー)検査」で見つけられる

経腟超音波(エコー)検査とは、婦人科で行う超音波検査の一つで、子宮や卵巣などを観察するための検査です。小さな異常も確認することができる、婦人科では、内診と合わせて基本的な検査の一つです。

経腟エコー検査では、子宮や卵巣の中の状態まで詳しく観察することができるため、子宮内膜症を発見することができます。婦人科では基本的な検査ですが、認知度が低く、子宮がん検診で導入していない自治体や、補助の対象でない企業も多くあります。そのため、女性自身が自ら婦人科のクリニックや、人間ドックで受診する必要があります。

誤認している人も少なくありませんが、子宮がん検診で受ける「子宮頸部細胞診」では、子宮頸がんについては調べることができますが、子宮内膜症を見つけることは難しいです。

まとめ

つらい月経痛を我慢してしまっていませんか?その痛みは、子宮内膜症のサインかもしれません。

経腟超音波(経膣エコー)検査は、痛みもほとんどなく数分でおわる、とても簡単な検査です。子宮内膜症以外の子宮・卵巣のさまざまな疾患を調べることのできます。

自覚症状の有無にかかわらず、全ての年代の女性が毎年受診することをお勧めいたします。

当クリニックでは、子宮・卵巣の検査として、各種のレディースドックやYOU健診(子宮・卵巣、大腸、乳房の検査)で、経腟超音波(経膣エコー)検査を受診いただけます。

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