COLUMN

乳がん検診で知っておくべき「高濃度乳腺(デンスブレスト)」

  • 女性特有の病気、症状
  • 乳房
  • 疾患や検査について

乳がん検診において、マンモグラフィ検査をしても高濃度乳腺(デンスブレスト)では、乳がんが見つかりにくく、見落としの恐れがあると言われています。

乳がん検診を受けるうえで気を付けたい「デンスブレスト」について解説します。

高濃度乳腺(デンスブレスト)とは?

乳房の内部は、主に乳腺と脂肪で構成されています。乳腺の割合が高い状態を「高濃度乳腺(デンスブレスト)」と呼びます。病気ではなく、乳腺の割合は年齢とともに変化していきます。

乳房の構成の割合は以下の4つに分類されます。

  • 脂肪性
  • 散在性
  • 不均一高濃度
  • 極めて高濃度

画像提供:NPO法人 乳がん画像診断ネットワーク)

このうち、「不均一高濃度」と「極めて高濃度」の乳腺を「高濃度乳腺(デンスブレスト)」といいます。

デンスブレストの原因は?どんな人に多い?

乳腺濃度は個人差が大きく、年齢や体質、食生活、授乳経験やホルモンの状態などで変化します。

デンスブレストの可能性が高い人は、以下に挙げられます。

  • 若い方(特に20代~30代)
  • 授乳期の方
  • アジア人女性(40代以上の日本人女性の約4割)

デンスブレストは病変の発見が難しい

マンモグラフィでは、乳腺は白く写り、乳がん、腫瘍、石灰化などの病変も白く写ります。デンスブレストは乳腺が多く、画像が全体的に白く写るため、同色に写る病変が見つけにくくなります。

ただし、デンスブレストであっても、「病変が全く見つけられない」というわけではありません。マンモグラフィが早期発見に大きく役立つケースもたくさんあります。

乳房検査(乳がん検診)の選び方

乳房検査では、マンモグラフィ検査と乳房超音波検査があり、得られる画像や病変の見つけ方が異なります。

当院では、より正確な診断のためにマンモグラフィ検査と乳房超音波検査の併用を推奨しております。

どちら1つを選ぶ場合、 被ばくやデンスブレストを考慮して、20代までは乳房超音波、30代以降はマンモグラフィをおすすめしています。また、30代以降は、乳房超音波検査とマンモグラフィ検査を交互に受けている方もいらっしゃいます。

さらに、3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)を併用することで、診断制度の向上が期待されます。

(3Dマンモグラフィについてはこちら

自分がデンスブレストかどうか知りたい

受診者された方に対して「デンスブレスト」だと伝えるかどうかは、検査を行う施設によって異なります。

当院では、マンモグラフィ検査を受診された方に、「乳がん検診結果通知書」として、デンスブレストかどうかをお伝えし、次回以降の検査で乳房超音波検査や3Dマンモグラフィを受診することをお勧めしています。

関連記事

最新記事

CONTACT US

まずはお気軽にご相談ください

人間ドックご予約電話番号

電話アイコン 0120-815-835

電話受付時間(日曜・月曜・祝日除く)
9:00~16:00

団体・企業ご担当者さま
お問い合わせ電話番号

電話アイコン 03-6626-3955

電話受付時間(日曜・月曜・祝日除く)
9:00~16:00

9時~10時台はお電話が集中し、特につながりにくい時間帯となっております。
午前中はお電話が混みあうことが予想されます。
ご不便をおかけいたしますが、つながらない場合は少しお時間をあけておかけ直しくださいませ。

団体・企業
ご担当者さまへ
ご予約・空き状況
クリニックアート